店舗家具の配置レイアウトモジュール

店舗家具を配置することはお客様の回転率をあげたり、
従業員の導線を確保するために重要です。
テーブル椅子の配置と通路を考慮しながら家具の配置を決めていきましょう。

♦目次♦

●基本的な空間レイアウトのモジュール
●通路のスペースの目安
●角テーブルのレイアウト
●ブース席のレイアウト
●丸テーブルのレイアウト

●基本的な空間レイアウトのモジュール

図面はテーブルとイスを設置して、人が入って利用している
際の一般的なサイズ感を表示しています。

テーブルとイスを設置する際の間は100～150㎜になります。
一見狭く感じられますが座ってしまえばそれ以上間が空いていると
テーブルとイスが離れていると感じ、食べにくく感じるはずです。

よくブース席に入っていくときはカニ歩きで奥の席まで入って
行ったりしますよね。座ってしまえばテーブルの下に
脚が入る格好になるので気にならなくなります。

●通路のスペースの目安

一人が通る通路の確保は通常600～900㎜です。

900㎜だと2人がすれ違う際は
身体の接触が避けられず片方が通るのを待ってから通ることになり、
そこで渋滞を起こしてしまいます。
サラダバーなど2人以上が流動するような通路では
1200㎜以上とっておくと導線がスムーズになります。

●角テーブルのレイアウト

一番よく使われる角テーブルとイスの組み合わせ、またベンチシート
と組み合わせた例です。
選定されるイスや天板のサイズによって多少のサイズは変わってきます。
商品を選定した時点で一度レイアウトに問題がないか確認ください。
参考値としてご利用ください。

●ブース席のレイアウト

ブース席のレイアウトは図面の通りです。
ソファとテーブルの隙間は前途の通り、100～150㎜で
ご経験があるかと思いますが、カニ歩きで移動して座る格好になります。

L字シェイプのソファは規格品でも選択肢が多いですが上の右図の
ソファに関しては造作で製作されることが多いと思います。

●丸テーブルのレイアウト

円卓は囲むことで一体感が生まれ、コミュニケーションを
取りやすいといわれ多くの利点もあるため採用される場合もあると思います。

ただ角テーブルの4人席が通常W幅1200㎜とすると円卓の場合は少なくとも
W幅1800が必要となり、その差はおおよそW600㎜ほど余分に必要になります。
また通路の確保も必要になりますので店舗に余裕のあるスペースの
確保が必要になります。



空間レイアウト基本モジュールを無料でダウンロードできます。↓
是非印刷して現場にお持ちいただきレイアウトの参考にご利用ください。