【飲食店開業の落とし穴】 どこまで業者に任せる?


すべて施工業者に任せる前に、
「家具」だけでも自分で選んでみませんか?


飲食店の開業準備、やることが多すぎて
「とにかく全部業者に任せてしまおう」と考えたくなる気持ち、よくわかります。

でも、全部お任せ=安心とは限りません。
特に「家具」は、自分で選ぶことでコストを抑えつつ、お店らしさを表現できる部分でもあります。


なぜ、家具を自分で選ぶとコストが抑えられるのか?

  • 中間マージンをカット
  • 自分の好みに合ったデザイン・サイズを選べる
  • 使い勝手や店舗イメージにこだわれる

「全部任せる」ことのリスクと限界

もちろん、すべての業者が悪いわけではありませんし、信頼できる施工業者なら整合性をとってくれる頼もしい存在です。

ただし、注意したいのは次のようなケース:

  • 業者に飲食店の導線・業種特性の知識が不足している
  • スケジュール優先で選ばれる「納品が早いだけの家具」
  • 仕上がってみたら「何か違う」と感じる内装

オーナーとして、どこにこだわるのかを明確にしておくと、
「ここは自分がやるが、他は任せる」と線引きしやすくなります。
また、事前に役割分担を確認しておくことは信頼関係の構築にもつながります。


#判断基準は「固定された設備」と「動かせる什器」

項目 誰が担当?
厨房設備、電気・ガス・水道工事 施工業者(プロに任せるべき)
カウンター、造作棚などの造作家具 業者に相談しながら決定
テーブル、椅子、照明、装飾 自分で選んで購入するのが◎

自分で家具を選ぶ際のポイント


まとめ:自分で店舗家具を選ぶことで、お店に「自分らしさ」が生まれる

開業はゴールではなくスタートです。
お客様が「また来たい」と思える空間には、ちょっとした温度感やこだわりがにじみ出ています。

その一つが、椅子の張地へのこだわりだったり、天板の木口の加工だったり細かいところ。
見ている人は見ていますよ♪
業者任せでは拾えない、“あなたらしい店づくり”を、「家具選び」から始めてみませんか?